サピックスと家庭教師の組み合わせがすごい？SAPIXの授業を最大限に生かす家庭教師の活用術

難関校を目指す方の中には、家庭教師と塾の併用を考えられていることも多いのではないかと思います。

例えば、難関校対策の塾といえばサピックス。
塾選びの際に必ず候補にあがる塾の一つです。
独自のメソッドをもとにして、毎年名立たる難関校に大勢の生徒さんを合格させています。

しかし中にはその独自のメソッドがかえって裏目に出て、勉強につまずいてしまう生徒さんがいます。
難関校合格に向けての早め早めの基礎固めや総復習によって、分からないことがそのままになってしまうからです。

実際にサピックスの利用で力をつけている生徒さんは、疑問点をそのままにすることなく、自宅学習または家庭教師や個別指導塾による補助的なサポートによってしっかり基礎力をつけている、という事実があります。

実際に塾と家庭教師の併用はどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

塾は受験生が受験までに出会うべき問題を知っていますし、その問題や解答テクニックを提供してくれるという点で、いつでも受験生にとって頼れる存在だと思います。

しかし、与えられるばかりの環境に慣れてしまって、「テクニックを知っていても使い時が分からない」、「テクニックをたくさん知っているだけで解ける気になっていた」、そんな悩みを抱えている生徒さんも多いのではないでしょうか。例えれば、最高の剣を持っているのに、ただふりまわすことしかできないのと同じです。

そういったときに、家庭教師のサポートがあると、ハイレベルなテクニックをどう使いこなすのかを習得することが可能になり、宝の持ち腐れにならずにすみます。

生徒が塾の授業で分からなかった部分や、課題でつまずいた所を家庭教師が徹底的に「分かる」に変えていく。

そうすることで、塾の独自メソッドの効果を最大限発揮できるようになるでしょう。

「何が分からないのか分からない…」そんなセリフが口癖になっている受験生はいませんか？

難関校が出題する問題の難易度はとても高いので、解答を見てもよく分からない、なんてこともあるかと思います。

しかもサピックスのテキストは予習が出来ない作りになっているようなので、授業前に疑問点の明確化がしづらくなっているかもしれません。

そんなとき家庭教師だと、一度に大勢を指導する集団指導塾とは違い、
生徒さん一人一人の苦手分野を見極めた上で指導カリキュラムを組んでくれるというメリットがあります。

生徒さん自身が自分の苦手分野に気づくことで、どこを重点的に自分で勉強すればいいのかがわかるようになり、出来る問題ばかりを重複して解いてしまう無駄な時間も省くことができます。

このように家庭教師が客観的に生徒さんの苦手な分野を明確にすることによって、より効率の良い学習が期待できるでしょう。

いかがでしたか？
今回は、サピックスの独自メソッドを最大限に生かすことができるポイントについてご説明させていただきました。

家庭教師と塾との併用が合格率アップにつながる理由が分かって頂けたかと思います。

家庭教師との二人三脚ならば、難関校合格もそう難しいことではないのかもしれません。ぜひ家庭教師とサピックスとの併用で、成績アップにつなげてみてはいかがでしょうか。