山口先生

「うちの子は英語が苦手で、どう勉強すればいいのか分からない」「単語を覚えているのに、テストで点数が取れない」「英語に対する苦手意識をなくしてほしい」——このような悩みを持つ保護者の方は多いのではないでしょうか。
英語は単なる暗記科目ではなく、「使える知識」として学ぶことで、自然に点数が伸びていくものです。

私は、難関私立大学の外国語学部を卒業し、留学経験を活かして、英語の学習指導を行ってきました。
英語が苦手なお子さまの多くは、「意味のある学習」ができていないことが原因です。
ただ単語を覚えるだけではなく、「どう使うのか」を理解することで、自然と英語力は向上します。
例えば、単語を例文とセットで覚えたり、リスニングを取り入れたりすることで、記憶に定着しやすくなります。

また、私は海外の文化にも興味があり、英語を学ぶことは単なる受験対策ではなく、「世界を広げるツール」として活用できると考えています。
お子さまが「英語ができるようになったら何ができるのか」をイメージできるように、モチベーションを引き出しながら指導していきます。

赤点対策

「単語を覚えているのに、なぜか点数が取れない」「長文読解が苦手で、どこを読んでいいのか分からない」——赤点を取るお子さまの多くは、「単語・文法・リスニング・読解」のバランスが取れていないことが原因です。

以前、指導した生徒の中に、「英単語は覚えているのに、テストになると点が取れない」というお子さまがいました。
その生徒には、「単語をただ暗記するのではなく、実際に例文を作って使ってみる」「音読をして、耳からも英語を覚える」といった方法を取り入れてもらいました。
その結果、英語に対する抵抗感がなくなり、次のテストでは50点以上を取ることができました。

また、赤点を回避するには、勉強法だけでなく、普段の生活習慣も大切です。
「毎日10分だけ英語に触れる時間を作る」「スマホの設定を英語にする」など、ちょっとした工夫で英語への抵抗感がなくなります。
まずは「英語に親しむこと」から始めていきましょう！

テスト対策

「英語のテスト前に何をすればいいのか分からない」「勉強しているのに、なかなか高得点が取れない」——英語のテスト対策は、「単語・文法・リスニング・読解」のバランスを考えることが大切です。

私は、英語のテスト勉強を「インプット」「アウトプット」「実戦練習」の3つのステップで進めることをおすすめしています。

• インプット（テスト2週間前まで）：単語・文法をしっかり覚える。特に、「単語を例文とセットで覚える」と、長文読解でも役立つ。
• アウトプット（テスト1週間前）：リスニングや音読を取り入れ、覚えた単語を使ってみる。日本語訳だけでなく、英語で意味を考える習慣をつける。
• 実戦練習（テスト3日前から）：過去問を解いて、「どのような問題が出るのか」を把握する。長文は、「設問を先に読んでから本文を読む」と、必要な情報がすぐに見つかる。

この方法を実践した生徒は、「長文がスムーズに読めるようになった」「リスニングが聞き取れるようになった」といった効果を実感していました。
特に、テスト前は「英語に慣れること」が重要なので、「英語の音声を聞く」「簡単な英語の本を読む」といった習慣をつけると、得点が安定しやすくなります。

また、テスト前は「十分な睡眠」をとることが、記憶の定着に役立ちます。
英語は暗記科目ではなく、「使う力」が求められる科目ですので、しっかり休んで脳をフル活用できる状態でテストに臨むことが大切です。

学校別オススメ対策（渋谷教育学園幕張高等学校）

渋幕の英語の入試では、「長文読解の比重が高く、文章の構造を素早く理解する力」が求められます。
また、リスニングや英作文の配点も高いため、「総合的な英語力」が必要になります。

長文読解の対策ポイント

• ・問題を解く前に、設問を先に読んで、何が問われているのかを把握する。
• ・段落ごとに要点をまとめながら読む練習をする。

リスニングの対策ポイント

• 「1回目は全体の流れをつかみ、2回目は細かい部分を聞き取る」といった練習をすると、聞き取る力が上がる。
• ・ディクテーション（聞こえた英語を書き取る）を取り入れると、リスニング力とスペル力の両方が強化できる。

英作文の対策ポイント

• ・「難しい単語を使おうとするよりも、シンプルな英語で正確に表現する」ことが大切。
• ・「I think that…」「One reason is that…」といった定型表現を活用すると、論理的に書きやすくなる。

合格に向けた勉強法

また、受験に向けた勉強では、「毎日英語に触れる習慣」が最も重要です。
私は、生徒に「スマホの言語設定を英語にする」「朝の5分間だけ英語のニュースを読む」など、生活の中で英語に慣れる工夫をしてもらっています。
保護者の方には、お子さまが「英語を身近に感じられる環境」を整えるサポートをお願いできればと思います。

渋幕の合格を目指すなら、「長文読解力」「リスニング力」「英作文の表現力」を重点的に鍛えることが重要です。
一緒に、楽しく英語を学びながら、目標達成を目指していきましょう！