高田先生
自己紹介
「うちの子は勉強が苦手なのでは...」「頑張っているはずなのに、なぜか成績が伸びない」「どうやって勉強に対する意欲を引き出せばいいのか分からない」——このような悩みをお持ちの保護者の方は多いのではないでしょうか。
お子さまの成績が伸び悩む原因は、「勉強ができる・できない」といった能力だけではなく、「学習に対する心理的なブロック」が関係していることも多いのです。
私は難関国立大学の心理学部を卒業し、教育心理学を専門に学んできました。
その知識を活かし、「学習のメカニズム」と「お子さまの心の動き」の両面から、効果的な指導を行っています。
勉強が苦手なお子さまの多くは、「やればできる」という自己効力感が低下していたり、「失敗するのが怖い」と思っていたりするものです。
そういった心理的なハードルを乗り越え、自信をつけることで、学習意欲は驚くほど高まります。
また、私はマインドフルネスやストレスマネジメントについても学び、生活習慣と学習成果の関係を研究してきました。
勉強だけではなく、普段の生活やメンタルの状態がどのように成績に影響するのか、科学的な根拠に基づいてアドバイスさせていただきます。
得意とするサポート
赤点対策
「どうしても勉強に対するやる気が出ない」「どこから手をつければいいのか分からない」——赤点を取るお子さまの多くは、学習に対する苦手意識が強く、「勉強してもムダなのでは」と感じていることが少なくありません。
しかし、心理学的なアプローチを用いることで、こうした意識を変え、学習への取り組み方を改善することができます。
例えば、以前指導した生徒の中に、「数学が苦手で赤点続き」のお子さまがいました。
その生徒には、まず「過去の成功体験を振り返る」「できたことを記録する」といった手法を取り入れ、「自分でも解ける!」という感覚を少しずつ積み上げていきました。
その結果、テスト前の不安感が減り、最終的には安定して60点以上を取れるようになりました。
また、赤点回避には「小さな成功体験を積み重ねる」ことが重要です。
いきなり難しい問題に取り組むのではなく、簡単な問題から確実に解けるようにすることで、「できる」という感覚が育ち、学習意欲が高まります。
さらに、学習環境を整えることも大切で、「集中できる環境をつくる」「学習時間を短く区切り、達成感を得られるようにする」といった工夫が効果的です。
テスト対策
「テスト前になると、焦って何をしていいのか分からなくなる」「緊張しすぎて、本番で実力を発揮できない」——こうした悩みを持つお子さまは少なくありません。
しかし、心理学的なアプローチを取り入れることで、テストに向けた不安を減らし、集中力を高めることができます。
私は、テスト勉強を「計画」「実践」「振り返り」の3つのステップに分けて指導しています。
- 計画(テスト2週間前まで):学習内容を細かく分け、「いつ・何を・どれくらい勉強するのか」を決める。特に、「短時間で集中するポモドーロ・テクニック(25分勉強+5分休憩)」を取り入れると、効率的に学習できます。
- 実践(テスト1週間前):過去問や模擬問題を解き、時間内に解答する練習をする。このとき、「解けた問題」「解けなかった問題」を分類し、解けなかった問題を重点的に復習する。
- 振り返り(テスト3日前から):本番と同じ時間帯に問題を解き、試験のリズムをつかむ。本番前は、「マインドフルネス呼吸法(ゆっくり息を吸って、ゆっくり吐く)」を実践すると、緊張を和らげることができます。
また、テスト前は「十分な睡眠をとる」ことが非常に重要です。
記憶の定着は、寝ている間に行われるため、夜遅くまで勉強するよりも、しっかり休んで朝に復習する方が効率的です。
保護者の方には、お子さまが無理をしすぎないよう、「睡眠時間を確保する」「食事のバランスを整える」といったサポートをお願いできればと思います。
学校別オススメ対策(東京都立立川高等学校 創造理数科)
立川高校の創造理数科の入試では、数学と理科の応用問題が多く出題され、単なる暗記ではなく、「考える力」が試されます。
数学の対策ポイント
- ・関数や確率の問題が頻出するため、「問題のパターンを覚える」よりも、「なぜこの解法になるのか」を理解することが大切です。
- ・過去に指導した生徒には、「問題を解いた後、自分の言葉で解説する」練習をしてもらったところ、数学の得点が大幅に向上しました。
理科の対策ポイント
- ・物理・化学の問題では、「実験結果をもとに考察する力」が求められます。
- ・公式を暗記するだけではなく、「この公式はどのような場面で使うのか」を意識することで、応用問題にも対応しやすくなります。
合格に向けた勉強法
また、受験に向けた学習では、「モチベーションを維持する」ことが最も重要です。
私は、生徒に「成長記録をつける」「小さな目標を設定する」といった手法を取り入れてもらい、自分の努力が可視化できるように指導しています。
保護者の方には、お子さまの「頑張りを認める声かけ」をしていただくことで、学習意欲がより高まりや
すくなります。
立川高校の合格を目指すなら、「数学の論理的思考力」「理科の考察力」に加えて、「メンタルの安定」も大切です。
一緒に、学習と生活のバランスを整えながら、合格を目指していきましょう。