山口先生

我が身の業績を声高に叫ぶことはない。しかし、一人でも多くの学生たちの明るい未来をつくることに熱心に取り組んできた25年以上のキャリアが、私の教育への情熱を物語っていると確信している。

一流の大学への道を切り開くことは容易なことではない。だが、私の指導のもとでは、無数の学生が某有名国立大学に進学し、またある者は海外の名門大学に足跡を残している。これらの成功は、自分自身の経験だけでなく、継続的な学習と絶えぬ研究によるものだ。一方で、私自身の趣味としては、写真撮影に心を落ち着けることができる。一瞬の瞬間を捉え、それを永遠のものとする能力は、それ自体が一種の詩的な表現であると感じている。

私が教育に身を投じたのは、かつて自分が学生だったことに由来している。若き日の私も、大学進学という山を目の前にして戸惑い、不安を抱いていた。そんな時に出会ったある先生の熱意と的確な指導が私の人生を変えた。それはまさに「一縷の希望」だった。その経験が私に教育への情熱を育み、教育者としての道を歩むきっかけとなった。

そして、今日に至るまでその思いは変わることなく、私を高校生たちの未来を照らすための光として導いてくれている。

指導における最大の喜びは、生徒たちが目標に到達した瞬間に見せる達成感に満ちた表情だ。それはまさに、自分の努力が実を結んだ瞬間の喜びそのものだ。また、それぞれの学生が自己を超え、自分自身を高めていく姿は、教師としてのやりがいを感じる瞬間であり、その喜びを私自身が共有できることが、教師としての存在意義となっている。

私が指導する上での一つの哲学は、"学生一人ひとりが違う"ということだ。教える内容は同じでも、それをどのように吸収し理解するかは、学生それぞれが異なる。そこで私が常に心掛けているのは、学生一人ひとりの個性や理解度を尊重し、それに合わせて指導方法を柔軟に変えていくことだ。この工夫が、生徒それぞれの可能性を最大限に引き出す鍵となっている。

一つは、学生たちに対する尊敬の念だ。彼らの個性、努力、向上心、それぞれの目標に対する献身的な追求は、私にとって絶えず学び、成長するきっかけとなっている。また、学生との信頼関係を築くことの重要性も強く認識している。信頼関係が築かれたところで初めて、真の学びが生まれ、学生たちは自分自身を開放し、新たな視点や思考法を受け入れることができるのだ。

大学受験は、学生たちにとっての一大事です。しかし、それは単に試験を突破するだけでなく、一人ひとりの学生が自分自身を見つめ、自分の可能性を追求し、自己を高める機会でもあります。私たちはそのプロセスを全力でサポートします。未来への一歩を踏み出す準備はできていますか？共に歩んでいきましょう。