指導に関わった切っ掛けは?

私が家庭教師の道を選んだきっかけは、自身が中学受験を経験し、私立中学に合格した後、成績が低下した時期に、親から家庭教師を紹介された体験にあります。その教師は見事に教える技術を持っており、彼の個性や人間性にも大いに引き込まれました。彼は単に教科書の知識を伝えるだけでなく、芸能人やプロレスについても熱心に語り、私たちの雑談を楽しむことも大切にしてくれました。私もその成績が改善し、成城大学に無事進学することができました。

大学2年生の時、私は自分自身が何でも話せる教師になりたいという思いを強く持つようになりました。その教師が私に教えてくれたように、勉強だけでなく、生活や興味についても指導することが、学生の自信と知識を広げ、より良い結果をもたらすと感じました。そして、私は家庭教師としてのアルバイトを始めました。

私は自分の経験と彼から学んだ教え方を活かして、一人ひとりの生徒に合わせた方法で指導をしています。私は教師としての自分の役割を深く理解し、生徒と一緒に最善の結果を出すために尽力しています。私の仕事への真摯な姿勢と献身性が、あなたのお子さんの学習に対する熱意と成功を促すことを願っています。

指導で嬉しかったことややりがいは?

私が家庭教師としてのやりがいを感じる瞬間は、控えめで最初は話すことが少なかった生徒が、「先生、かっこいいよ」と信頼感を示してくれたとき、そして、ご両親から「先生が来て、うちの子が勉強するようになった」と評価を受けたときです。そのような瞬間は、私がこの仕事に対する深い情熱と誠意を確認する瞬間であり、とても心強く、感謝の念に満たされます。

私の仕事への熱意はお給料やお金によるものではなく、生徒との絆と共に築かれた成果から来ています。私が教える喜びは、授業が活気に満ち、生徒が元気になることから湧き上がります。毎回、教室に向かう道すがら、ウキウキとした気持ちになり、全力を尽くして生徒の学習をサポートする準備ができています。

指導での工夫や苦労は?

特に心の病に苦しむ生徒やコミュニケーションが難しい生徒たちと接する際、配慮と工夫を重ねています。それぞれの生徒と誠心誠意向き合い、穏やかで優しい態度で対話を試みます。「私は君の友達であり、仲間だよ」というメッセージを、言葉だけでなく、行動や態度を通じても伝えます。

そうした一貫した努力と細やかな配慮意識するようになってから、生徒や親御さんからは「平國先生は熱血で優しい」といったお言葉を頂くようになりました。私の思いが親御さんたちに伝わっていた証として嬉しく感じております。
大切なお子さんをお預かりする親御さんに対して、ここに書いたこと以上の信頼と誠実さをお約束します。お子さんの学びや成長を、最高のパートナーとして支えるために、私の全力を尽くします。

指導において大切にしていることは?

やる気が見当たらない時や大人に反抗的な態度を取る時、生徒たちはその瞬間、深い苦しみや不安、孤独感と向き合っていることを多く感じます。彼らがどう行動すべきか分からない時や、未来が不安で怖いと感じている時に、心から理解し支えることを常日頃意識しています。

「何をすべきか?」や「頑張って」という言葉は生徒たちにとって時に重荷になるため、私はそのような安易な助言を控えるようにしています。それよりも、苦しみながらも一生懸命に頑張っていることを見つめ、「君は今、現状を真剣に受け止め、強い意志を持って頑張っている」ということを確認して、励まします。

生徒の感情や苦労を深く理解し、それぞれのニーズに対応できるように誠心誠意努めています。親御さんと共に、子供たちの成長と成功を支えたいと思います。

受講を考えているご家庭へ一言

塾や家庭教師だから厳しい事が要求されるということはありません。出来ることから一つずつ段階を重ねることで成長につながります。

どの生徒様との出会いも、私たちにとっては幸せな瞬間であり、一期一会の精神を大切にし、一人一人に対する指導に全力を注いでいます。

私の敬愛するプロ野球の巨人軍終身名誉監督、長嶋茂雄氏の言葉に「失敗は成功のマザー」という言葉があります。今、お子様が困難に直面していたり、学業の成果に悩んでいることがあっても、その苦労がやがて大きな成功へと繋がる種となるのです。

それこそが、私たち家庭教師の信じるところです。苦闘するお子様は、逆に私たちの目には明るく映ります。彼らには独自の才能や特性があり、それがまさに人を引きつけ、未来に成功を約束する力となるのです。

お子様には、きっと素晴らしい可能性が秘められています。その可能性を見つけ、引き出し、そして最大限に伸ばすのが私たち家庭教師の使命です。