渡辺静美先生
2021.11.19
指導実績
特別支援教育支援員5年の経験
メッセージ
私は元々動物が好きで、一時はワンちゃんを四匹同時に飼っていたこともあります。
のんびりした性格の私には、彼らの醸し出す「愛のオーラ」の中で暮らせるのは至福の時間でした。
そんな私が縁あって、地元の教育委員会管轄の小、中学生の中間教室(ふれあい教室と呼んでいました)に5年間勤務し、小学校では特別支援教育支援員としても5年間勤務しました。
小学校では、学級の中で学習が遅れがちな生徒やクラスに入れない子をサポートし、中間教室では不登校や発達障害をかかえる生徒さんたちと共に勉強してきました。
不登校生の場合、登校するだけの心のエネルギーが不足しているので、話を傾聴し、共感し合うことで親睦感を養いました。
その子の心の状態に合わせて勉強の量を加減しつつ、取り掛かりやすい科目から始めて、少しずつ自信をつけてもらうように配慮しました。
5年間で80数名の生徒さんを卒業させ、皆それぞれ花開いたかのように希望の進路に進んでいきました。
ふれあい教室を「第二の家庭」とか「心のふるさと」と言ってくれた子もいました。
指導方針としては、とにかくその子に向いている科目や勉強の仕方を見つけてあげ、小さな目標を定めて、達成したらほめてあげること。
指示は具体的に出すこと。
ダイヤの原石のような生徒さんの個性が将来、大きく羽ばたく成長過程での「止まり木」になることです。