受験日前日と当日の過ごし方【勉強・食事・睡眠のポイントとは?】
受験日が迫ってくると緊張で普段通りに過ごすことが難しくなるかもしれません。
受験で最大限の力を発揮するためには、知識の蓄積だけではなく、身体と心の準備も重要です。
落ち着いて受験日を迎えるためにどうすればいいか、勉強方法や食事・睡眠の取り方を確認して、コンディションを整えておきましょう。
この記事では、受験日前日と当日の過ごし方について解説します。
受験前日の過ごし方
リラックスして体調を整える
受験前日になると、緊張して勉強に集中することが難しくなってくるでしょう。
そんなときは一度肩の力を抜いて、適度に息抜きをしながら過ごすことをおすすめします。
運動や趣味の時間をつくる、好きな音楽を聴くなど、なるべくリラックスして過ごしましょう。
体調を整えることを第一に考えて、無理に勉強し過ぎないことがポイントです。
受験当日の持ち物や受験会場の再確認をしておくと、直前に焦る可能性がなくなり、不安解消にもつながります。
復習をメインに勉強する
受験前日は新しいことを覚えようとするよりも、これまでやってきたことの復習をするのがおすすめです。
前日に知識を詰め込もうとしても、なかなか頭に残りません。
難しい問題を解いて自信を失う可能性もあります。
受験前日になったら、苦手分野の復習や重要ポイントの再確認をしたり、過去の試験問題を解いたりして過ごすといいでしょう。
気になる部分を復習するだけであれば、次の日に疲労が残ることもありません。
また、勉強をする時間帯は、1日の中で一番集中しやすいといわれる午前中に行うのが効果的です。
脳の疲労が溜まってくる午後に頑張るのではなく、頭がスッキリしている午前中に落ち着いて勉強をしましょう。
夜遅くまで勉強することは避け、夜は睡眠を取るために気持ちをリラックスモードに切り替えてください。
食事は胃に優しいものにする
重要なのは、バランスの良い食事を摂ることです。
消化に良い食材を選び、カフェインや糖分の過剰な摂取は控えましょう。
受験当日に胃腸の調子が悪くなる可能性があるので、脂っこい食べ物や生モノにも要注意です。
食べ過ぎない程度の軽い夕食を心がけ、体調を整えることが大切です。
体が温まり、寝つきをよくしてくれるうどんや鍋物もおすすめです。
睡眠をしっかり取る
受験前日の睡眠時間は7~8時間は取ることが理想的です。
受験前夜は遅くまで勉強をせず、早めに寝るようにしましょう。
寝る直前までスマホを触っていると目が冴えてしまうので注意が必要です。
緊張や不安でなかなか寝付けないかもしれませんが、ホットドリンクを飲んだり音楽を聴いたりして、気持ちを落ち着かせましょう。
どうしても眠れない場合は、横になって目を閉じるだけでも体を休めることができます。
万全の体調で試験を受けるためにも、徹夜は避け、睡眠時間をしっかりと確保することをおすすめします。
受験当日の過ごし方
朝食はしっかり食べる
試験中はエネルギーをたくさん使うので、朝食を抜くのは厳禁です。
食欲がなくても、試験開始の2〜3時間前には食事をしておきましょう。
エネルギー源になる炭水化物(ごはんやパンなど)、炭水化物の吸収を助けるビタミンB1(豚肉や魚など)の摂取がおすすめです。
普段食べないものを口にすると体調に影響する可能性があるので、なるべく普段通りのメニューがいいでしょう。
いつものルーティンを大切にすることで平常心を保つことにもつながります。
時間に余裕を持って行動する
試験当日の遅刻は避けなければなりません。
早めに家を出て、試験開始30分~1時間前に会場に到着できるようにしましょう。
到着後、会場の雰囲気に慣れる時間も必要です。
試験開始直前の時間に到着すると、焦って問題を解くことになってしまうので注意してください。
電車の遅延などのトラブルが発生する可能性もあるので、ゆとりを持って行動することが大切です。
試験中は焦らない
試験中はこれまで努力してきた自分を信じて、問題と向き合いましょう。
わからない問題が出てきても、焦ってはいけません。
悩んでじっくり時間をかけてしまうと、他の問題を解く時間がなくなってしまいます。
気持ちを切り替えて、解ける問題からひとつずつ解いていきましょう。
焦って解答欄がずれてしまうこともあるので、平常心で取り組むことを心がけてください。
まとめ
受験前日と当日の過ごし方で重要なのは、なるべく普段通りに生活することです。
前日に頑張って勉強し過ぎると、脳が疲れてしまい、本番で最大限の力を発揮することが難しくなります。
適度に息抜きもしながら気持ちをリラックスさせることが重要です。
食事や睡眠を適切にとって、万全の体調で当日を迎えましょう。
当日は時間に余裕を持ち、落ち着いて試験を受けることがポイントです。