冬目前の今。
学力調査テストも終わり、いよいよ静岡県で受験を控えるみなさんも追い込みに入っていることでしょう。
静岡での高校受験は他県とは異なり、内申点と入試点をバランスよくとっていることが、合格へのカギとなっていますが、学調が終わった今、できることを探してみましょう。

◆学調の点数が悪かったとしても、落ち込むことはない!

静岡の中学三年生にとっては大きなイベント、年三回の学力調査テスト。
これらで高得点を取ろうと、自分の実力を出し切るためにみんな切磋琢磨しています。
でも、もし仮にこの点数がそこまで高得点ではなくても、落ち込むことはありません。
学力調査テストは、直接受験校には提出されまず、主に自分の学力確認や、先生たちの会議で用いられますので、学調がいくら悪くても、そこで志望校を変える必要はないのです。
大切なのは入試の点数と総合的内申点であり、一喜一憂しないようにしましょう。

◆大事なのは内申点?学力検定の点?

今の入試制度になってから、内申に重きをおけばいいのか、学力を全面的に頑張ればいいのか、わからなくなってしまっている生徒さんも多いようです。
静岡では、複数の選抜手順を経て、内申点と学力検定の試点を合わせた総合力で合否が問われますが、どうやってその総合点が判断されていくのか手順を追ってみてみましょう。

◆評価の対象は3つ

静岡では、一般選抜共通枠で用いられる資料は、調査書、面接、学力検定の三つです。
まず、調査書(内申書)の点数が高い順に並べられます。
各教科の評定、特別活動などの記録を評価したもので、五段階表記の合計点になり、上位から枠数定員数までの志望者には、第1選抜の学力検査挑戦権が与えられます。
もう一度、(選抜外の志望者も共に)学力検査の点数順に並べられ、志望者数の上位75%ぐらいの生徒が合格になります。残りの 25%は、第 1選抜に続き第 2、第 3の並べ替えで合格が決まります。
面接については、主に第2選抜以降での評価に影響します。
このように、複数のパターンで選抜する静岡の入試では、様々な要素が必要になってきます。逆にいうと、どれか一つが悪かったとしても、他の要素でカバーできることもあるのです。
まずは現状を把握して、どの部分に力を入れるのかを考えるようにしていきましょう。

アズネット静岡のプロ家庭教師