プロ家庭教師の授業料相場まとめ【科目別・学年別で解説】
家庭教師や塾を検討する際、一番気になるのが授業料などの費用です。
学年によって費用が異なっていたり、年会費など授業以外で思わぬ費用がかかったり
など、後から知って困ることのないよう、あらかじめ相場は知っておきたいものですよね。
学年別や科目別にかかるプロ家庭教師の相場についてご紹介します。
【学年別】プロ家庭教師の授業料相場
小学生:1時間あたり 2,000~5,000円
小学生の場合、相場として1コマ60分の授業料は2,000~5,000円程度です。
中学受験対策を想定している場合、3,000~10,000円ともう少し授業料が高くなります。
これは、中学受験対策に特化した講師が必要であることや、受験に向けた
カリキュラムの管理など、特殊なサポートへの費用が含まれているためです。
中学生:1時間あたり 2,000~6,000円
中学生の場合、相場として1コマ60分の授業料は2,000~6,000円程度です。
高校受験対策を想定している場合、授業料は2,500~10,000円ともう少し高くなります。
小学生の授業料とはさほど変わらず、受験対策を想定した場合も同様に
授業料は受験に特化したカリキュラムによるため、高くなる傾向にあります。
高校生:1時間あたり 3,000~7,000円
高校生の場合、相場として1コマ60分の授業料は3,000~7,000円程度です。
大学受験対策を想定している場合、授業料は5,000~10,000円と少し高くなります。
高校生の場合、教科が科目へと細分化し、専門性が必要となるため、授業料は
小・中学生よりも相場が高くなる傾向にあるようです。
大学受験を想定した場合も同様に、受験対策に特化したサポートのために
費用はさらに高くなっています。
【科目別】プロ家庭教師の授業料相場
○英語の授業相場:1時間あたり 3,000~5,000円
英語の授業料の相場は、小・中・高と比べて大きな差はありません。
○数学の授業相場:1時間あたり 3,000~5,500円
数学の授業料の相場は、学年が上がるにつれてやや高くなる傾向があります。
高校生の場合は、「数学Ⅰ」と「数学A」などと科目が細分化するため
対応する科目に注意しましょう。
授業料以外でかかる費用一覧・相場
入会・退会時の費用
・入会金:0~20,000円
・保証金:0~15,000円
・解約金:0~20,000円
「入会金」と「保証金」は入会時にかかり、「解約金」は退会時に
かかる場合があります。
これらは1度きりの費用であるため、入会の際にはよく確認をしておきましょう。
また、入会金などが無料・割引などのキャンペーンがある場合もあるので、
費用を抑えたい場合には合わせて調べておくことをおすすめします。
毎月必要な費用
・管理費:0~10,000円
・教材費:0~15,000円
・交通費:0~実費
授業料以外にも、上記のような費用が毎月必要な場合があります。
「管理費」は学習プランや学習相談などの費用となります。
教室管理費など、塾ではよく見られる費用ですが、家庭教師の場合は
発生しない場合もあります。
「教材費」はお子さんがお持ちの教材や、学校の教科書を用いて授業が行なわれる
場合は不要です。
「交通費」は講師が自宅まで来る際にかかる費用を、実費で支払う必要がある
場合もあります。
あるいは、あらかじめ受講料金に講師の交通費が含まれているケースもあるため、
確認が必要です。
まとめ
プロ家庭教師の相場は、塾と同様に地域などによっても異なります。
実績など講師の質などを考慮するほか、料金システムなどの費用面にも
注意しましょう。
教科や科目によって料金が著しく異なることはありません。
しかし、学年や受験対策など、カリキュラムによってはその専門性から
授業料は異なってきます。
また、プロ家庭教師や塾は、授業料以外にも必要な費用があります。
入会時に必要な費用や、教材費や講師の交通費など、総合的にかかってくる費用が
どれくらいになるのかはしっかりと確認しておくとよいでしょう。