2022年静岡県公立高校入試情報!倍率や日程・試験の平均点まとめ
公立高校入試を成功させるためには、受験する都道府県の入試制度をしっかりと把握し、その制度に適した対策や志望校選びなどをおこなうことが、非常に重要です。
そこで本記事では、2022年静岡県公立高校入試情報について詳しく解説していきます。
静岡県の公立高校を受験する方や保護者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
▼目次
2022年静岡県公立高校入試の日程・受験者数・倍率
入試情報は、試験日程などの簡単で一目見ればわかるものから、入試要項などの何度も読み返しても理解しづらいことまで、幅広い情報があります。
はじめから複雑な情報になると、理解することが難しくなってしまうので、まずは2022年静岡県公立高校入試の日程・受験者数・倍率について見ていきましょう。
2022年静岡県公立高校入試の日程
2022年の静岡県の公立高校入試は以下の日程で実施されました。
願書提出 | 2022年2月15日(火)~2月17日(木) |
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検査日 | 2022年3月3日(木)~3月4日(金) |
追検査 | 2022年3月10日(木) |
合格発表 | 2022年3月15日(火) |
公立高校入試の日程は、毎年同じ日程にはおこなわれませんが、同じ時期に行われることがほとんどなので、大まかに日程を把握しておくことがおすすめです。
静岡県公立高校入試の日程は、2月中旬に出願、3月上旬に検査日、3月中旬に合格発表があるということを前提に、試験までの学習スケジュールや生活リズムの整え方などが考えておくと良いでしょう。
2022年静岡県公立高校入試の受験者数・倍率
2022年静岡県公立高校入試の全体の受験者数や倍率については公表されていませんが、各高校の受験者数や倍率は発表されているので、確認していきましょう。
静岡(普通) | 募集人数330名/受験者数392名/合格者数339名/倍率1.15倍 |
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清水東(普通) | 募集人数255名/受験者数271名/合格者数258名/倍率1.05倍 |
浜松北(普通) | 募集人数320名/受験者数399名/合格者数324名/倍率1.23倍 |
沼津東(普通) | 募集人数301名/受験者数479名/合格者数310名/倍率1.54倍 |
※こちらの倍率は、受験者数を合格者数で割った数値となっております。
各高校の難易度は、偏差値で表されることが多いですが、募集人数や受験者数、倍率は毎年異なるため難易度は年々変化していきます。
そのため、偏差値と一緒にこれらのデータを見ることが非常に重要です。
2022年静岡県公立高校入試の要項
公立高校入試で最も気になることの1つが、合否判定をする際に評価の対象となる試験の内容や調査書の扱われ方ではないでしょうか。
そこでここからは、2022年静岡県公立高校入試の要項について解説します。
主に、検査内容や調査書の扱われ方について解説するので、ご存じでない方はぜひ参考にしてみてください。
2022年静岡県公立高校入試の検査内容
静岡県公立高校入試の検査は、先ほども解説した通り、3月の上旬に2日間にわたって行われます。
検査内容の1つ目が学力検査で、国語・数学・英語・理科・社会の5教科の試験が行われます。
各科目50点満点で、制限時間は50分間と決められています。
ただし、学校によっては特定の教科の配点を高くする「傾斜配点」を採用していることもあるので、学校によって科目ごとの配点が異なる場合があるということも知っておきましょう。
もう1つおこなわれる検査は、実技試験や作文、小論文などの検査です。
これらの検査は、学校ごとによって検査内容が異なるため、志望校の検査内容を事前に確認しておきましょう。
また、静岡県の公立高校入試では、受験生全員を対象に面接が実施されるため、学力検査や実技試験の対策と合わせて、面接対策を行っておくことが必須です。
2022年静岡県公立高校入試の調査書の扱い方
静岡県の公立高校入試では、他の都道府県と比べても、調査書を重視する傾向があります。
対象となるのは、3年生の2学期の成績で、国語・数学・英語・理科・社会・音楽・美術・技術家庭科・保険体育の9教科です。
これらを1教科5段階で評価され、調査書の配点は45点満点ということになります。
静岡公立高校入試の仕組み・平均点
静岡県の公立高校入試では、検査は1回しか行われませんが、選抜は段階的に行われていくため、非常に複雑な流れとなっています。
そこでここからは、静岡県公立高校入試のしくみについて解説します。
どのように合否が決まっていくのか、その過程をしっかりと把握しておきたいという方は、ぜひ一度目を通しておいてください。
また、静岡県公立高校の平均点についても紹介するので、受験勉強で過去問演習をおこなう時の参考にしてみてください。
2022年静岡県公立高校入試の選抜方法
静岡県公立高校入試では、「学校裁量枠」と「共通枠」の2つの方法で選抜が行われます。
学校選抜枠では、学力試験と調査書、面接、各学校が定めた試験の結果によって合否を判定します。
学校裁量枠の合格者は、定員の50%以下と決まっており、学校裁量枠の合格者が決まった後に、共通枠の選抜が行われる流れとなっています。
共通枠では、第一段階と第二段階、第三段階の3つの段階を経て合否が決まります。
まず、第一段階では、調査書の点数が高い順に順位が決められ、共通枠の定員に入った受験者が対象となります。
その対象者の中で、学力検査の得点の高い受験者から合格となります。
また、共通枠の第一段階の合格者は、共通枠の定員の75%までと定められています。
第二段階では、第一段階の合格者を除いて合否判定が行われます。
合否判定は、調査書の学習の記録以外の記載内容と面接結果によって行われ、共通枠の定員の10%が、この第二段階での合格者に当たります。
最後の第三段階では、第一段階と第二段階の合格者が除かれた受験者が、総合的に判断され、合否が決定します。
第三段階での合格者は、共通枠の定員の15%となります。
このように、静岡県の公立高校では、合否の判定方法を変えながら、段階的に合格者が決まっていくのです。
2022年静岡県公立高校入試の平均点
2022年の静岡県公立高校入試の平均点は以下の通りでした。
また、各教科50点満点の試験となっています。
国語 | 数学 | 英語 | 理科 | 社会 | 5教科合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|
平均点 | 34.90 | 24.64 | 31.92 | 26.98 | 29.41 | 147.85 |
このデータから、静岡県公立高校入試では、文系科目と比べて、理系科目の数学・理科の難易度が高いことがわかります。
そのため、理系科目で大幅な失点がないように、基礎的な問題で確実に得点できるよう演習を重ねましょう。
また、文系科目は得点源となっていることがわかるので、応用問題などの演習を積極的に行い、高得点を狙えるように対策しておくことが大切です。
まとめ
今回は、2022年静岡県公立高校入試情報について解説しました。
入試制度は内容が複雑で、しっかりと内容を理解するためには、時間がかかるかもしれません。
しかし、公立高校入試をスムーズに進めるためには、入試制度の理解が必須なので、ぜひ一度まとまった時間を作って、入試制度と向き合ってみてください。
また、学校の先生や学習塾の講師、家庭教師などであれば、入試制度に精通している場合が多いので、分からない部分がある時は、気軽に質問してみましょう。