全世界で、コロナウィルスが猛威をふるっています。

この影響で、直接・間接の被害に遭われた方に、心よりお見舞い申し上げます。

コロナウィルスでの休校措置に関して、親御さんの悩みのタネの1つが「お子様のスケジュール」。

勉強もしなければなりませんし、運動も重要です。遊びだって、ストレス発散のために欠かせません。

今回は、小学生・中学生・高校生それぞれに、おすすめのスケジュール組み立て方と、例をご紹介します。

▼目次

コロナウィルスでの全国の休校状況

全国的に、休校措置を取る学校が相次いでいます。

休校の期間や、再開の目途は、各都道府県によって異なります。

全体的には、少なくとも5月までは休校とする学校が増えつつあります。

■ご注意■

この記事では、小学生・中学生・高校生のスケジュール例を紹介します。

勉強に割く時間は、小学生で5時間、中学生と高校生で6時間を例に挙げています。

しかし、これは学校の授業時間を元に提案する、あくまで理想です。

特に小学生のお子様や、勉強嫌いのお子様は、とてもそんな集中力が持たない子も多いでしょう。

ただでさえ、自粛でストレスが溜まっている状態です。

手を替え品を替え促してみても、全く勉強してくれない。

そんな状態になったとしても、どうかお子様を、何より親御さんご自身を、責めないであげてください。

小学生におすすめの1日のスケジュールの組み立て方とスケジュール例

スケジュール組み立ては親御さん主導

小学生のスケジュールは、親御さんが主導で組み立てます。

勉強時間を確保しつつ、運動や遊びなど、楽しみもしっかり取り入れてあげてください。

お子様に学校の授業と同じく勉強に取り組めるのうになるためには、親御さんも一緒に努力するのが必要です。

勉強内容は映像授業などに任せ、お子様が勉強している間、親御さんは仕事や家事を頑張る姿を見せてあげてください。

小学生のスケジュール例

07:00 起床、朝食
08:00 身支度、お手伝い
09:00 勉強開始
12:00 昼食(1時間程度)
15:00 勉強終了
16:00 自由時間(一緒に体を動かす、遊ぶ、本を読む、ゲームなど)
18:00 お風呂
19:00 夕食
20:00 家族団らん
21:00 就寝

小学生の勉強はどうやって見る?

小学生の内容なら、親御さんが教えられることも多いでしょう。

しかし、それはおすすめしません。

親だからこその期待があったりして、お子様の勉強が思うように進まないと、お互いにとってストレスになるからです。

映像授業のサービスや、わかりやすく面白い学習参考書を使うのをおすすめします。

中学生におすすめの1日のスケジュールの組み立て方とスケジュール例

親子で一緒にスケジュール設定

中学生のスケジュールは、親子で一緒に組み立てるのがおすすめです。

本人なりのやり方を尊重しつつ、親御さんの提案も組み込んでみてください。

押し付けるのではなく、「〇〇だから、1日〇時間〇〇の勉強を、〇〇を使ってやってみたらどうかな?」といった言い方がおすすめです。

中学生のスケジュール例

07:00 起床、朝食
08:00 身支度、お手伝い
09:00 勉強開始
12:00 昼食(1時間程度)
16:00 勉強終了
17:00 自由時間(一緒に体を動かす、遊ぶ、本を読む、ゲームなど)
18:00 お風呂
19:00 夕食
20:00 家族団らん
21:00 1日の勉強の振り返りと、明日の勉強内容確認
22:00 就寝

中学生の勉強はどうやって見る?

中学生の勉強も、映像授業や学習参考書を活用しましょう。

受験に備えた勉強も重要ですが、この機会に「計画を立てて実行する」のを練習するのをおすすめします。

ただ「勉強しなさい」というのではなく、「この問題集をやり切ってみよう」「この分野を完璧にしちゃおう」など、具体的に指示してあげてください。

高校生におすすめの1日のスケジュールの組み立て方とスケジュール例

お子様主導でスケジュール管理

高校生のスケジュールは、お子様主導で組み立て、親御さんはサポートに回ってあげてください。

お子様だけに任せると、勉強時間が少ないと感じてしまうかもしれません。

その場合、このような声掛けをしてあげてください。

「学校があればここまで進んでるはずだから、この分野まで頑張ってみない?」

「〇〇が苦手分野だから、この期間に克服してみようよ」

高校生のスケジュール例

07:00 起床、朝食
08:00 身支度、お手伝い
09:00 勉強開始
12:00 昼食(1時間程度)
16:00 勉強終了
17:00 自由時間・家事
18:00 お風呂
19:00 夕食
20:00 家族団らん
21:00 1日の勉強の振り返りと、明日の勉強内容確認
22:00 宿題
23:00 就寝

高校生の勉強はどうやって見る?

高校生の勉強となると、親御さんも詳しくは教えられない方も多いでしょう。

映像授業や参考書ももちろん活用しますが、学校で既に習った範囲の復習をしっかりするのがおすすめです。

高校生になると、1度習っただけでは、入試問題に対応出来ない場合がほとんどです。

また、勉強時間確保のため、親御さんから宿題を出してあげましょう。