【zoomによるオンライン入試(面接)】事前準備から当日の流れまでを解説
新型コロナウイルスの影響もあり、大学入試の面接においても、オンライン面接が増えてきています。
オンライン面接は、以前であれば遠隔地で受験会場に向かうことが難しい場合など、利用されたとしてもかなり限定的でした。
もっとも、今年の入試の主流は、対面ではなくオンライン面接となっています。
対面での面接とは何が異なり、どういった点に注意すべきなのか。
不安に思う受験生も多いことでしょう。
そこで今回は、オンライン面接でよく利用されているzoomについて、事前準備や当日の流れまでを幅広く解説していきます。
▼目次
- zoomとは?
- zoomとは?他のWeb面接との違いは?
- zoomのインストール方法
- PCで受けるときは
- スマホで受けるときは
- 面接10分前には準備しておきましょう
- zoomでよくあるトラブル対処法
- まとめ
zoomとは?
そもそもzoomとは
そもそもzoomとは、場所を問わず企業が会議を実施することができるWeb会議システムです。
少し前であればSkypeが主流でしたが、今回のコロナウイルスの影響下で、注目され始めました。
ビデオ電話
Web系というと得意な人不得意な人がいるかと思います。
もっとも、ビデオ電話と考えておけば十分です。
目線やカメラ位置など注意すべき点もありますが、画面を通してオンラインで対話、面接をするとひとまず考えておきましょう。
zoomとは?他のWeb面接との違いは?
PCでもスマホでも可能
先述の通り、ビデオ電話のような形で面接をすることになります。
アプリをダウンロードすれば、スマホでも利用可能です。
面接のために大学に出向くという移動コストが削減できることが、大きなメリットです。
他のWeb面接との違いは?
zoomの特徴は、会員登録やIDなどを設定することなく、メールなどで届いたURLにアクセスすることで参加することができる点です。
面接をする大学側、面接を受ける受験生側双方にとって手間が省かれます。
zoomのインストール方法
スマホであればアプリのダウンロードから
zoomでのWeb面接にスマホやiPadなどのタブレットを使用する場合は、zoomアプリのダウンロードが必要です。
会員登録やID不要ですので、インストールができれば最低限の準備は完了します。
もっとも、ダウンロードをする以上、容量を使うことになりますので、容量が不足している人は事前にデータを整理しましょう。
PCの場合は
zoomでのWeb面接にPCを使う場合は、送られてきたURLをクリックするだけで自動的にインストールされます。
ゆえに、会員登録やID登録、アプリのダウンロードも必要ありません。
PCで受けるときは
基本的な流れ
zoomでの面接にPCを使う場合は、指定URLにアクセスするだけで自動的にzoomツールがダウンロードされます。
基本的には、以下のような流れとなります。
- 大学側から送られてきたURLをクリックし、左下に現れるアイコンをクリック。
表示される指示に応じてダウンロードを行う(約5分)。 - ダウンロード完了後、画面に従って「ミーティングに参加する」をクリックし、ユーザー名に本名を打ち込んで入室する。
- 大学側からの入室許可を待つ。
- 大学側から入室許可が下りたら通話画面に切り替わる。
右上の小さな画面に自分が写り、大学側は全面に映し出される。 - 初めてzoomにアクセスする場合は、ブラウザでPCのカメラとマイクの使用を許可する。
必要に応じてチャット機能を利用
zoomには、チャット機能もついています。
Web面接では、接続不良や、回線が切れてしまうなどの問題が発生することも少なくありません。
ダイレクトメッセージのような形で、チャットのアイコンからメッセージを送ることができますので、必要に応じて利用しましょう。
スマホで受けるときは
基本的な流れ
スマホやタブレットで面接を受ける場合は、事前にzoomアプリをダウンロードする必要があります。
- zoomアプリをインストールし、送られてきたURLにアクセスする。
- 「ミーティングに参加する」をタップし、名前をフルネームで入力して続行ボタンを押す。
- マイクとカメラのアクセス許可を求められるので、どちらもOKをタップする。
- 「他のユーザーの音声を聞くにはオーディオに参加してください」と求められたら、「インターネットを使用した通話」をタップする。
- 通話画面が出たら面接開始。
スマホをしっかりと固定しよう
PCと異なりスマホの場合には、しっかりと固定をする必要があります。
角度によっては明るさが不十分になることも考えられるので、置き場所にも注意しましょう。
面接10分前には準備しておきましょう
目線に注意
Web面接では、目線に注意が必要です。
面接官の目を見ていると、面接官側には、少し下を向いているように映ります。
目線はあくまでもカメラです。
慣れるまでは少し大変ですが、練習をしておきましょう。
明るさに注意を
面接開始10分前には準備を完了させましょう。
通常面接は日中に行われますが、太陽光にだけ頼るのではなく、可能であればライトを利用して明るさを調節しましょう。
明るさによって、第一印象もかなり変わってきます。
zoomでよくあるトラブル対処法
声が聞こえない・聞き取れない
音に関するトラブルはよくあります。
事前の設定で音声をオンにしておくこと、音量も大きめにしておくことが求められます。
それでも上手く行かない場合には、先述の通りチャット機能を利用して面接官側に伝えましょう。
電源が切れる
充電は満タンにし、途中で電源が切れることに内容に注意しましょう。
特にスマホの場合には、バッテリーを多く消費すると考えられますので注意しましょう。
まとめ
zoomでのWeb面接が増えています。
慣れればさほど難しくはありませんが、はじめのうちは戸惑うことも多いでしょう。
家族や友人と、練習をしてみることも1つの手です。
流れを理解し、万全の状態で臨めるように準備を進めて行きましょう。