【2021年入試はコロナでオンラインが急増】オンライン面接時に気を付けたい3つのポイント
2021年入試もいよいよ本番が近づいてきています。
今年の入試は、新型コロナウイルスの影響もあり、学校や塾が休校となるなど、スケジューリングが難しいという事態が発生しています。
いわゆる3密を避けるために、入試本番の在り方も変化が求められています。
とりわけ面接試験は、従来の対面ではなくオンライン面接を行う大学が増えてきています。
対面での面接との違いをよく理解し、対策をしていく必要があります。
そこで今回は、オンライン面接で気を付けたい3つのポイントと題して、受験生が意識すべきことをまとめていきます。
▼目次
- AO入試ではオンライン面接が増えています
- オンライン面接はどのような流れが多い?
- オンライン面接の服装はどうしたらいい?
- オンライン面接のカメラの位置、背景、目線、光などで気を付けたいポイント
- まとめ
AO入試ではオンライン面接が増えています
AO入試でのオンライン面接の増加
大学入試は、本年度の入試から制度が大きく変わりました。
センター試験に代わって、いわゆる共通テストが実施されるほか、推薦入試の名称も大きく変わっています。
いわゆるAO入試もコロナの影響で、出願時期が予定よりも2週間遅れるなどの影響が出ています。
9月半ばから開始されたAO入試では、コロナの影響を鑑み、オンライン面接を行う大学がかなり多くなっています。
自身の志望する大学がオンライン面接を実施するか否かにつき、しっかりと情報収集をする必要があります。
オンライン面接特有の対策が必要
面接試験は緊張するものです。
対面であろうとなかろうと、面接官と目線を合わせ、自分の熱意ややる気を十分に伝える必要があります。
もっとも、後述するように、目線や部屋の環境など、対面での面接では配慮する必要のなかった数多くのポイントがあります。
それらの点をしっかりと頭に入れて準備をしていくことが求められます。
オンライン面接はどのような流れが多い?
オンライン面接の基本的な流れ
オンライン面接は基本的には以下のような流れで進みます。
- 受験票送付時にオンライン面接試験実施の旨が通知される
- メールアドレスによる意思確認(通信状況の確認)
- URLとパスワードを付与し、事前送付
- 当日、面接開始10分前からZoom接続
- オンライン面接
企業の会議などでも利用されるZoomがオンライン面接でも利用されることが多くなっています。
基本の流れを理解し、通信環境などの整備も行なう必要があります。
面接場所はどこがよい?
オンライン面接は、自宅で受験をすることが多いと思われますが、現役の高校生は学校で受験することもよいでしょう。
通信環境が整っていたり、普段練習をしている環境で受験ができることもメリットです。
大切なことは、環境を選ぶことができる分、自分が慣れ親しんだ、程よい緊張感をもって望むことができる環境を選択することです。
環境面を含め、練習の時から本番を想定していきましょう。
オンライン面接の服装はどうしたらいい?
現役高校生は制服で
現役の高校生は制服を着用しましょう。
普段は少し着崩していたり、いわゆる正装ではないかもしれませんが、面接のときには入学式のときの格好を意識して制服をしっかりと着ましょう。
シャツは白にしましょう。
また、入試は秋から冬にかけて行われることが多いため、夏服ではなく冬服を着用しましょう。
高卒生はスーツで
現役生に対し、高卒生はスーツを着用しましょう。
着慣れていない場合も多いかと思いますので、早めに準備をしておきましょう。
制服と同様、シャツは白、男性はネクタイの着用を忘れないようにしましょう。
スーツの色は黒が無難です。
オンライン面接のカメラの位置、背景、目線、光などで気を付けたいポイント
カメラは高めの位置に設定を
オンライン面接では、カメラの位置や角度に気をつけましょう。
カメラは高い位置に設置しましょう。
低い位置に設置してしまうと、面接官からは受験生を少し見上げているように映ります。
印象もあまりよくありませんし、あごが少しはれぼったく見えるなど、見栄えの点でも悪影響があります。
カメラスタンドを利用することが望ましいですが、本や箱などで高さを調節しましょう。
背景は白が望ましい
面接は日中に行われますが、画面を通してですと、どうしても暗く映りがちです。
太陽光に頼るだけでは不十分で、明るさの調節や、背景色にも注意が必要です。
自宅や学校で面接を受けることになりますが、背景は白で明るいところを選びましょう。
また、電気もしっかりとつけて、少し明るいと感じるくらいがちょうどよいです。
もっとも、逆光で顔が見えなくならないように注意しましょう。
目線はカメラ目線で
オンライン面接では、目線はカメラ目線を意識しましょう。
画面に映る面接官の目を見ればよいとも思われますが、そうすると、少し下を見ているように映ってしまいます。
慣れが必要ではじめのうちは戸惑うかもしれませんが、可能であればオンラインでの面接練習を複数回行ない、慣れていきましょう。
まとめ
オンライン面接では、対面での面接と比べて、意識すべきことが多々あります。
慣れていない受験生がほとんどですので、どれだけ練習をこなすことができるかが、本番での成否を分けます。
面接では、その大学に入りたいという熱意を伝えることが何よりも求められます。
その熱量を、画面を通して伝えることが必要となります。
自信を持って本番に臨めるよう、注意点をしっかりと頭に入れて練習を繰り返しましょう。