試験で100%の力を出すために心がけたい4つのこと
入試も近づいてきましたし、定期テストも難しくなってきます。
試験本番では、自分の実力を100%出し切らないともったいないですね。
では、そのためにどんなことに気を付ければ良いのでしょうか?
大切なポイントを、4つにまとめました。
▼目次
努力して自信をつける
「頑張った」感覚が重要
試験で100%の力を出すためには、「勉強を一所懸命頑張った」感覚が重要です。
単純に、学力をあげるために頑張れというメッセージではありません。
試験本番の緊張を「あれだけ頑張ったんだから大丈夫だ」と自信に変えられるからです。
「一所懸命頑張った」感覚を得るためには、努力を数値化するのがおすすめです。
1日〇時間勉強した。問題集を〇ページやった。ノートを〇冊使った。
模試の結果を自信に繋げるのもいいのですが、特に模試は、自信に出来る結果は出づらいですよね。
当たり前です。模試の目的は、合格圏内の結果を出すことではありません。合格圏内の結果を出すために、どんな勉強をすればいいのか知るのが目的です。
だからこそ、結果でなく努力を数値化して自信に繋げるのです。
結果は他人に評価されるものですが、努力は自分で評価出来ます。
自信の規準を「努力」に持っていると、受験だけではなく今後の人生でも必ず役に立ちます。
良い結果は覚え、悪い結果は分析
そうはいっても、模試や定期テストの結果は気になってしまうものです。
では、「試験で100%の力を出す」という観点では、結果をどのように活かせばいいのでしょうか。
それは、良い結果は大袈裟なぐらい心に刻み、悪い結果は過程を冷静に分析することです。
模試や定期テストで良い結果が出たら、ここぞとばかりに褒めちぎってあげてください。壁に貼ったり、よく使うファイルの目立つところに挟んだりするのも良いでしょう。
良い結果が出たのはなぜだったのかも、一緒に考えるようにしてください。
悪い結果が出たら、落ち込んだり取り乱したりした感情自体は忘れてしまいましょう。
模試はしょせん模試です。本番ではありません。
定期テストですら、内申点の全てではありません。
それより、「なぜこの問題が解けなかったか」「どんな勉強をすれば解けるようになるのか」を冷静に分析します。
一度自分で考えてみて、しかし分析に大きく時間は割かずに、家庭教師の先生によく相談しましょう。
悪い結果が出ても、原因がわかり、対策をしておけば、不安になる機会は少なくなります。
試験の予行演習をする
本番に近い環境で、試験の練習を積んでおきましょう。
いわば、本番の予行演習です。
過去問を解くときは、もちろん時間を測ります。
本番と同じ姿勢(こたつなどではなく、机の椅子に座る)で、本番と同じ条件で問題を解きます。
過去問の1回1回を、本番だと思って大切に解きましょう。
本番は緊張しないようにするのに対し、練習は適度な緊張感を持って行います。
そうすると、試験本番でも程よい緊張感を持って取り組めます。
緊張をほぐす工夫をする
体をほぐし、深呼吸する
試験本番の緊張をほぐすためには、肉体的な緊張を解くのも重要です。
心と体は繋がっているからです。
席についたら、出来る範囲で伸びをし、肩を回しましょう。
合間の時間には、少し歩き回るのも効果的です。
そして、限界まで息を吸い込んで、限界まで息を吐きましょう。
ベタですが、ゆったりと深呼吸を繰り返すだけでも、緊張をほぐせます。
本番前、瞑想をする
どうしてもそわそわしてしまう場合は、瞑想をおすすめします。
良い姿勢で目を閉じて座り、全く何も考えずに静かに過ごします。
緊張した状態で何も考えないのは難しいですが、そんなときは「真っ白な画面の中に、1つだけ黒く小さな点がある」画面を想像してください。
それに集中します。
無心の瞑想で、気分を落ち着けるようにしましょう。
体調管理を万全に
寒さ対策、風邪対策
全力を出すためにも、日頃から体調管理は万全にしましょう。
寒さ対策や風邪対策はもちろん、乾燥にも注意です。
マスクとのど飴、防寒グッズは欠かせません。
早寝早起き、三食しっかり食べる
睡眠時間をしっかりととり、栄養も豊富にとりましょう。
当日、体調が最高で、睡眠も十分に足りていれば、パフォーマンスは確実に向上します。
「解ける場合もあれば解けない場合もある」ような問題で正解できる確率も高くなります。
栄養バランスが良く、エネルギーがたっぷりあれば、それだけ体調を崩しにくくなります。
集中力も長続きします。
力を出すには自信と快適さを確保
試験当日、100%の力を出し切れば、もちろん合格可能性が上がります。
それだけでなく、悔いが残る可能性も低くなりますね。
試験で最高のパフォーマンスをするためには、自信をつける・予行演習をする・体調を整える・緊張をほぐす、以上4つのポイントが重要です。
特に「自信をつける」過程を、ぜひ手伝ってあげてください。