高校の説明会に参加しよう!
志望校の決定は実は受験勉強と同じくらい重要なことです。
ここをしっかりとしておかなかったために入学してから
「思っていたのと違う」ということが起こってしまうことがあります。
そうならないためには「学校説明会」をうまく利用することです。
そこでここでは高校の学校説明会について紹介していきます。
▼ 目次
高校の学校説明会とは
行われる時期と内容
行われる時期はかなり幅広くなっています。
早いところでは6月ごろから始まり、7、8月には急激に増加してきます。
9、10月にはぼんやりと志望校を決めてくる時期になりますので、ここでも多く開催されています。
遅いところでは年内ぎりぎりまで行っています。
同じ学校に何度も行くのも良いですし、色々な学校の説明会に参加するのも良いでしょう。
説明会ではまず行われるのが「学校についての説明」です。
学校の進学実績やクラブ活動、体育祭などのイベントについて紹介していきます。
そして学校によっては「授業体験」や「調理実習」「クラブ体験」「理科の実験」など実際に雰囲気を体験できる取り組みも多く行われています。
これらに参加することで学校の雰囲気を正しく理解することができます。
高校については普段は関係者以外は立ち入ることができません。
そのため実際に中に入って直接施設を見ることができる機会はほとんどないのです。
学校説明会では施設案内が行われることも多く、食堂や図書室などの施設を細かく説明してくれます。
参加するには
高校の学校説明会は色々なところで開催情報を知ることができます。
中学校で説明会の開催表一覧が配られることもありますし、塾や家庭教師から案内されることもあります。
また最近ではほとんどの学校でホームページで表示予定を公開しており、そこで学校説明会に関しても日時が公表されています。
たいていはそういったところに参加の仕方も記載されています。
中には事前予約が必要な学校もありますので、予約を忘れないようにしましょう。
予約が必要ない場合はその日に直接訪ねるようにしましょう。
また、クラブ活動や実験、実習などの参加については人数制限がある場合があります。
申し込めば必ず参加できるとは限りませんので、できるだけ早く申し込みを行うようにしておきましょう。
参加当日の持ち物や服装は
当然ですがこれから受験するかもしれない学校の説明会に行くわけですからしっかりと服装を整えていく必要があります。
生徒は基本的に中学の制服です。
ただしだらしなく着こなしたり、女子生徒がスカートを短くしているなどは論外です。
正装を心掛けましょう。
保護者が同行する場合はスーツなどの正装である必要はありませんが、落ち着いた服装にしておきましょう。
悩んだ場合はスーツでも構いません。
持ち物に関してはホームページなどの案内に記載されています。
学校によって多少違うことはありますが、一般的には、「スリッパ」「筆記用具」「何か飲み物」で大丈夫です。
スリッパは不要な場合もありますが、持っていると安心です。
メモを取るために筆記用具は必ず持っていきましょう。
また、説明会が長引くことがありますので水筒かペットボトルを持っていると良いでしょう。
説明会で注意すること
実際に通うときのことを意識する
せっかく学校に行くわけですから実際に入学したときのことを意識しておきましょう。
家から学校までの行き方の確認、かかる時間などのチェックも必要ですし、使う門や学校のなかの設備などをしっかりと見ておきましょう。
特に体育館、図書室、食堂、自動販売機など自分が使うときのことをイメージしておくことが必要です。
学校説明会で足りなければ開放されている文化祭などに参加するのもおすすめです。
説明会での質問や個別相談を利用する
学校側の担当者が説明会で説明をするときは当たり前ですが学校の良い所を強調して説明をします。
そのためどこの学校の説明会に参加しても素晴らしい学校だと感じるようになるのです。
本当にその学校のことを知りたいのであれば、説明会の後に組まれることが多い質問会や個別相談を利用するのが良いでしょう。
パンフレットに書かれていないこと、説明会で説明されなかったことについて質問をすると有効的です。
また、個別相談会では個人的に相談したいことが相談できます。
何か事情がある場合でも学校がどれだけ対応してくれるかなども相談できますので、積極的に利用していきましょう。
成績面に関してははっきりと合格の可能性などについては断言はしてはくれませんが、おおまかな状況については教えてもらえます。
まとめ
学校説明会は先生から教えてもらったりパンフレットを見るのとはまた違った情報を手に入れることができる貴重な機会です。
一度も学校を見ることなく受験するというのは非常に危険なことです。
「思っていたのと違う」という状況にならないようにぜひ学校を訪れておきましょう。