反抗期というのは子供全員に訪れるものではありません。

「うちの子供には反抗期のようなものはなかった」と感じる保護者もいます。

しかし逆に「反抗期がひどくて手がつけられない」という保護者もいるのも事実です。

そういったときに対応を間違えてしまうとどんどん状況は悪化していきます。

ここでは反抗期がなぜ訪れるのかと反抗期の子供への正しい接し方を紹介していきたいと思います。

▼目次

1. 反抗期とは

反抗期とは子供のうちに大きく2回訪れると言われています。

1回目は2歳くらいのときに訪れるもので、
何を言っても「いやだ!」と言って保護者の指示をまったく聞きません。

これが「一次反抗期」です。

2回目の反抗期は「中間反抗期」とも言われ、
反抗とそれでも親には依存したいという狭間で子供が揺れうごく時期です。

特に下に弟や妹が出来て保護者がそちらにかかりきりになったときに
一番これが起きるようで、まだまだかまってほしいけどかまってもらえないという
ジレンマが反抗につながると言われています。

3回目の反抗期が「二次反抗期」で、一般的に「反抗期」と呼ばれるものです。

これが一番反抗の度合いが激しいために保護者が悩むことになります。

ある程度自我も芽生えており、考えることもでき、
しかも体も大きくなってきている小学校高学年から中学生くらいの間に
訪れるために対応が非常に難しくなります。

父親と母親のどちらにも反抗することも特徴ですが、
比較的同性の保護者とは話をすることがあり、
異性の保護者とは激しく激突するようです。

特にこの時期の女子は父親に対して嫌悪感を持つ子供が多く、
「臭い」「気持ち悪い」と一方的に避けることがあります。

2. やってはいけない対応、間違えた対応

子供の意見や主張、話を聞かない

子供は学校であった話などをとりとめもなく話してきます。

そんな話をまったく聞く姿勢をもっていなければ子供は話しても聞いてもらえないと思い、話さなくなっていきます。

そのうちに話さなければいけない重要な連絡なども話をしなくなってくるのです。

それに対して注意をしても「どうせいつも話を聞かないくせに」と余計に反抗するだけです。

普段から話を聞くようにしましょう。

また、何かトラブルがあったときに子供は言い訳や主張をします。

もしかしたら子供に原因があったものではないかもしれませんし、
どうしてもしなければいけない理由があったのかもしれません。

そういった主張は必ず聞くようにしましょう。

すべて話を聞いて、そのうえで注意するかどうかを判断するのです。

感情に任せて怒ってはいけない

子供が感情的になっているときに保護者も感情的になって怒ってしまうと解決はしません。

これは保護者だけでなく教師にも言えることですが、子供に激しく注意するときでも、
大声を挙げて激怒しているようでも頭は冷静でなければいけないのです。

大声を挙げて注意しながらも「こう怒ったらどんな反応するかな?」
と考えているくらいでちょうど良いのです。

決して子供と同じように感情的に注意しないようにしましょう。

注意するべき時に注意する

実は「反抗期がある子供とない子供」の一番の違いは
保護者がこれをしていたかどうかと言われています。

何事に対しても注意ばかりしていると注意されることに慣れてしまったり、
逆に何をしても注意されるという不満が生まれます。

しかし最近多いのは「注意しない保護者」です。

例えば電車の中で騒いでいる子供を無視している保護者がいます。

子供がわがままを言っても全部聞いて受け入れる保護者もいます。

常にこうした子育てをしてきた保護者が反抗期になって
突然注意をしても子供が言うことをきくはずがありません。

「なぜ急にぎゃあぎゃあ言ってくるのか」くらいにしか思われないのです。

ある程度子供の自主性に任せていて、子供が間違いを起こしたとき、
他人に迷惑がかかる行為をしたときに厳しく注意をする、
という一線を正しく引いていれば無分別な反抗をする子供にはなりにくいのです。

もしすでに反抗期に入ってしまっている場合でも、
すべてを注意したり受け入れたりするのではなく、子供の自主性に任せる部分は任せる、
やってはいけない行為をした場合は厳しく注意するという対応をするのが良いでしょう。

不公平感を感じさせない

これも反抗期を助長してしまう行為ですが、子供には注意する行動を保護者がとっている、という場合があります。

子供にしてみれば「自分が注意されたことを親はなぜ許されるのだろう」という思いしかありません。

たとえば帰宅後に荷物を片付けずに散らかしていて「親だからいいの!子供はだめ!」
などという理屈は絶対に通じません。

子供に駄目だと注意していることは保護者も守らなければいけないと心がけておきましょう。

3. まとめ

どうしても反抗期は訪れる子供には訪れてしまいます。

ただ保護者の対応によってはその度合いは
軽くなったり早く終わらせることはできます。

反抗期の子供には特に正しい対応をしていきましょう。